「適当は良い言葉!」

2017.02.23
「いつも体や健康に気をつけている」
という人たちがたくさんいます。
 

ところが、
そういう人たちが
はたして健康かというと、
必ずしもそうではありません。
 
 
私は現在、
あさがお整骨院で
生活習慣病の方から
中にはがんを患われている方や
うつ傾向の方まで、
毎日さまざまな患者さんに
施術していて、
色々な人生を
垣間見させていただいています。
 
 
意外なのですが
「私、健康には無頓着なんだよね」
と言うような人に限って、
大病せず健康でいらっしゃる
場合が少なくありません。
 

あれもダメ、これもダメ。
「これを食べたら病気になっちゃう」
「この症状って実は大変な病気かも」
 
 
なんて常に不安や心配を
抱えている状態を続けることで、
心と体にストレスをかけてしまいます。


実はこのストレスこそがくせ者で、
抱え込むほどに体調を崩し、
それこそ大病を
ひこ起こしかねないのです。
 
 
逆に
成るように成るさ。
成るようにしか成らない。
 

とアドバイスをしただけで
体調がよくなる患者さんを
たくさん見てきました。
 

そんな簡単なことで・・・
どうしてそうなるのでしょうか?
 

これは心「自律神経」と
深く関係しています。
 
 
ストレスを
あまり感じていない状態では、
血液中に(免疫細胞)
増えて活性化します。
 

そうすると免疫機能が
アップして、多少の病気には
負けないどころか
健康体になるのです。
 
 
私たちはストレスを抱え込んだ
緊張状態になると、
交感神経が優位になり、
血管を収縮させ血流が悪くなり、
体も冷えてしまいます。
 

身体の冷えは万病の元。
 

反対に、
リラックスして緊張がゆるむと
副交感神経が優位になり、
血流もよくなって、
体が温かくなってきます。
 

以上のことからも
健康になって長生きするための、
重要なポイントは
 

マニュアル通りに
この食材を食べて、
あのサプリを飲んで、
毎日運動をしなきゃ・・・。
 

こんな感じに、

常に健康に良いことを
し続けなければいけない。
なんて考え続けることこそが
緊張状態を作り上げ
強いストレス状態になり
病気を作り上げることに
つながるのです。
 

私は何事も
ほどほどが良いですよ。
とアドバイスすることを
常としています
 

日本語の大好きな言葉に
『適当』という言葉があります。
 

『適当』とは『良い加減」
なにごともほどほどが良いのです。
を表していると理解しています。

 
 

仕事も生活も時には適当に。
 

そうすれば
ストレスを感じない分、
血流が良くなり、
体の免疫機能も高まり、
元気になってくるものです。